こんにちは、ドリームノートコーディネーターのアラフィフたかPです。前回は瞑想などを活用して人生のミッションを見つけました。
今回はもう少しスパンの短い中期のプランを作っていきましょう。具体的には5年後の人生の6分野のあなたのあるべき姿をイメージしてもらいます。
※ドリームノートは順を追った学習が効果的です。前回のワークが終了していない方はこちらからどうぞ
※最初のワークから始める方はこちらから
今回もワークをするにあたって一つ現実の夢の実現に役立つ手法を使ってワークしていきましょう。
それは抽象度をあげていく(もしくは下げていく)という手法です。
抽象度を変化させて本質を見る
抽象度とは、簡単にいうとよりカテゴライズの枠のサイズのことだと思っていただければよいと思います。
プードル→犬→哺乳類→動物→生物のようなもので、この矢印の方向の場合は抽象度を上がっています。基本的な抽象度の使い方は、抽象度を上げていくことで、より高い視点から物事を見るようにするということです。これだけだと感情的な部分を捨てて、冷静に見るトレーニングをしていけば、誰でもできるようになります。
ただし、現実の世界ではある物事の抽出すべき抽象度の基準が一つであるとは限りません。物事には複数の視点があり、その見るべき視点を間違えてしまうと、抽象化のポイントがずれてしまい、本質を見るつもりが大きく本質から離れてしまうことがあります。それを踏まえて、少し解説をしていきます。
- 感情を抑えて大局を見るようにする。
- 現実を見極める場合は複数の条件が重なるので視点を間違えない
感情を抑えて大局をみる
これはいわゆる大局観というもので、例えば「目の前で起きた現象が歴史的意味を考える」という感覚です。
例えばこの原稿を書いている時点でコロナが収束に向かって少し進みはじめたという段階ですが、この現象を経済ビジネスの視点で大局でみると
- ウィルスは滅ぼすことはできない=「風邪」が人類最大の脅威になる
- 通信の向上と合わせて人と接しないで生きるという動きは加速する
- 上記を合わせて接客サービスの形が変わる
- 技術と環境の流れがマッチして動画、VRの進化が加速する
- 時代の流れと環境の流れがマッチして働き方改革が加速する
- 上記の流れの逆張りビジネスがニッチとして確立する
- 極限状態が「愛・優しさ」と「怒り・嫉妬」の二極の感情を深化させる
等の現象を引き起こします。これらの流れに気づいて動いた人と漠然と自宅で定額動画を見ていた人は5年後に大きく人生が変わるかも知れません。
そして、ここで重要なのは
「大局で見れば、自分も他人も同じ」
ということです。自分のことも客観的に見れる力を養いましょう
現実を見極める場合は複数の条件が重なるので視点を間違えない
そして、もう一点、抽象化は大局を見るというのであれば、単純拡大でOKなのですが、日々の問題というのはもう少し複雑な要素が含まれています。
つまり事象はひとつの要素でできているのではないということです。
例えばあなたが犬が好きで猫も好きだとしたら単純に抽象度をあげると動物が好きということになります。でも蛇が嫌いだとすると「動物好き」ではなくなりますね。それなら抽象度を下げて「哺乳類が好き」。でもトラは怖い・・・と検証していくとこの場合はの判断基準を生物学でのカテゴライズは間違いということになります。
このような判断の間違いはよくあることで、これが
ビジネスでいうと「お客様のニーズをつかめなかった」、恋愛なら「尽くしても好きな人が振り向いてくれない」
という状態です。この視点を見極めていく力は身につけていきましょう。
そのために「自分のニーズをつかむ」このワークを生かしていきましょう。(基本的に人のニーズは欲を満たすのか、痛みの回避なので「自分のニーズが分かる人」は他人のニーズもわかります。)
ちょっと前置きが長くなってしまいましたが、ワークに戻りましょう。
まず夢を人生の6分野ごとに抽象化していきましょう。まずはドリームノート①-2を用意して下さい。
ダウンロードはこちらから
https://dreamnote.real-dream.tokyo/wp-content/uploads/2021/06/dn_main1-2.pdf
抽象化シートに100ドリームから人生の6分野ごとに夢を転記します。それぞれの分野ごとに抽象化をしていきましょう。今回は2段階の抽象化をやってみます。書いた夢から自分はどうなりたいのか?自分は本当は何をしたいのかをイメージして書いてみましょう。
ちょっとイメージが湧かない方もいるかも知れませんがまずはアクションしてみましょう!
それでは始めてください。
ワーク時間 45分
はい、できましたか?100個の点が線そして面になっていくことを感じられたでしょうか?
それではあなたのタイミングで少し休憩をして頂いて、そのままもう一つワークをしていきましょう。
ドリームノート①に先のワークで作った各分野の抽象化した夢を5年後のあなたの姿として具体化しましょう。
どんな財産をもっているのか?健康状況はどんな休日を過ごしているのか?などなどをイメージしながら記載していきましょう。
テーマは先のシートの抽象化した一番上位のものをもってこればOK(さらに抽象化しても可です。)そして、そこから5年後の理想の姿をイメージして5年後の欄に記入してください。日付も記入しましょう。
※3年後と1年後の欄もありますが、これは任意で記入してください。(このように目標に対して中間目標を設定することをマイルストーンと呼びます。これはあなたの思考と行動のパターンによっての設定の仕方が変わりますので、また別の機会に書きたいと思います。)
それでは始めてください。
ワーク時間 30分
はい、できましたか?
今回前回とワークをしつつ、今後の現実で生かせる手法のトレーニングの両方をしたので、うまくワークができなかった方もいるかもしれません。
実はそれでも、全く問題はありません。なぜなら、あなたはこのワークをはじめたときからもう目標に向かって進んでいるからです。今回うまくできなかったと感じても、実際あなたの中で考え方が少しずつ変わっているはずです。
そして、もう一つドリームノートは人生で1回のみ使うものではありません。見直したり、新しく作ったり、何度も何度も反復をしていくものなのです。なぜなら、人は繰り返しやることで新しい気づきを感じ、成長をするからです。
まず、今回できた人生のミッション、5年後のあるべき姿をイメージしながら日々過ごしていきましょう。
本日のワークはこれで終了です。
ドリームノートもいよいよ佳境に入ってきました。ドリームノートの根幹の作成のワークはあと2回です。次回のワークは「夢に弾丸を打ち込め!」です。
最後までご覧いただきありがとうございます。
ワークを通じて何かを感じていただけるとうれしいです。
あなたの素晴らしい未来を心から信じています。
ご質問などがございましたらこちらから
ご感想なども頂けるとよりよいコンテンツ制作のはげみとなります。
コメント
[…] […]
[…] […]